ETFとは?投資信託との違いは?
ETF(Exchange Traded Fund・上場投資信託)とは、株式と投資信託の良いところを組み合わせた投資方法のこと。

株式のようにリアルタイムで取引できますし、投資信託のように簡単に分散投資もできるという優れものなのです
また、投資信託よりも信託報酬が低い傾向にあるというのも、ETFの大きなメリットです。
要注意!ETFのデメリット
デメリット1. 投資未経験者には難易度が高め
投資経験が全くない方では、取引方法がちょっぴり難しい…というのがETFのデメリットとして挙げられます。
実際にETFを購入するには、こんな感じの取引画面で数量、価格、執行条件などを入力しなければいけません。

注文方法としては、普通の株式投資と似たような感じですね
成行注文という方法ならその時の価格でサクッと注文できるのですが、より有利な条件で注文したい場合は指値注文であらかじめ価格を指定しておく必要があります。
現在ではウェルスナビなど自動でETF取引してくれるサービスもあるため、投資経験が全くない方はそうしたサービスから始めるのもおすすめですよ。
デメリット2. 分配金が再投資されない
一般的な投資信託なら自動で分配金を再投資して複利効果が見込めますが、ETFでは自動で再投資が行われません。そのため、手動で再び再投資する必要があります。

ETFのデメリットといったらこの程度なのですが、先ほどチラッと紹介したウェルスナビなら両方のデメリットを補うことができます
ウェルスナビでは自動で色んな種類のETFに分散投資して再投資やリバランスも勝手にしてくれるため、初心者でも簡単に始められておすすめですよ。
ETFの種類はこんなにある
下記の通り、ETFには色んな種類が存在します。
- 国内株式、債券
- 海外株式、債券
- REIT(リート)
- コモディティ(商品)
一言で「海外株式」といっても、先進国株式か新興国株式かでチャートの動き方や利回りが大きく変わってきます。
また、「先進国株式」といっても、先進国全体に分散投資するETF、米国のみに投資するETF、米国のトップ企業のみに投資するETFなどさまざまな種類が用意されています。
好成績!ETFのおすすめ銘柄
「じゃあ、具体的にはどんなETFを買ったらいいの?」って話ですが、利益を重視するか安全性を重視するかで異なるため一概には断言できません。
が、参考までに私が実際に運用して好成績を上げているETFは、VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)です。

VTIとは、米国全体の株式に投資してくれる超有名なETFです
同じくバンガード社のETFでは、VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)やVOO(バンガード・S&P500 ETF)も有名かつ好成績を上げています。
VTは先進国や新興国の株式、VOOは米国大企業の株式に絞って構成されています。
分散の範囲はVTが最も広いものの、VTIやVOOよりも経費率がやや高めです。
ETFでおすすめなのはこの証券会社
ETFを購入するなら、SBI証券が実質買付手数料無料の銘柄も多くておすすめですよ。
先ほど紹介したVTI・VT・VOOを始め、他の米国ETFや国内ETFなどでも実質買付手数料無料の対象銘柄が多く用意されています。
まとめ:ETFは低コストだがやや難しめ
元々個別株の取引もしている人ならETF取引も楽々こなせるでしょうが、全くの投資未経験者だとなかなか苦労するかと思います。
もしあなたが投資経験がない場合、まずは自動でETF取引をしてくれるウェルスナビを利用するか、一般的な投資信託から始めるのもおすすめですよ。
現在では投資信託でも低コストな銘柄が多々ありますし、NISAやiDeCoを利用すれば運用益なども非課税になります。



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