ウォーターサーバーの請求額を見て、「水を飲んでいるだけなのに、結構お金がかかるな」と感じたことはありませんか。
冷たい水もお湯もすぐに使えて便利ですが、毎月の水代やレンタル料が積み重なると、家計への負担も気になるところです。
しかも、節約しようと思って解約を調べたら、思いがけず解約金が高いことも。
気軽に水を飲むための契約なのに、やめるときは気軽にいかない場合があるんですよね。
ウォーターサーバー代を節約するには、毎月の支払総額を確認し、水の使用量や契約条件に合った方法を選ぶことが大切です。
この記事では、ウォーターサーバー代が高くなる原因から、7つの節約方法、解約したほうがよいケース、後悔しない判断基準まで紹介します。

ウォーターサーバーは便利ですが、気づけば水のストックより請求額のほうが気になることもありますよね。
ウォーターサーバー代が高い理由
ウォーターサーバーの料金は、水の購入代金だけとは限りません。
サービスによっては、レンタル料や電気代、配送に関する費用なども考える必要があります。
まずは、毎月の支払いが高くなる原因を確認しましょう。
水代が毎月かかる
宅配型ウォーターサーバーでは、専用の水を定期的に購入する契約が一般的です。
水を飲む量が多ければ、それだけ購入費も増えます。
反対に、水をあまり飲まなくても、一定量の注文が必要なプランでは支払いが続く場合があります。
例えば、毎月2本のボトルが届く契約なのに、実際には1本しか使っていないケースです。
これでは、毎月少しずつ未使用のボトルが増えていきます。
最初は予備として安心できても、置き場所がなくなってくると困りますよね。
水代が高いと感じるなら、購入金額だけでなく、実際に使っている量も確認してみましょう。
レンタル料や管理費がかかる
ウォーターサーバーには、本体を無料でレンタルできるプランもあれば、毎月の利用料が発生するプランもあります。
また、メンテナンスやサポートに関する費用が必要な場合もあります。
水代だけを見て契約すると、実際の支払総額が予想より高くなるかもしれません。
特に、無料レンタルと表示されている場合は、何が無料なのか確認することが大切です。
本体が無料でも、水の購入費用まで無料になるとは限りません。
電気代がかかる
ウォーターサーバーは、冷水や温水を使える状態に保つために電気を使用します。
そのため、水代やレンタル料とは別に電気代がかかります。
実際の電気代は、機種の性能や設置環境、使用状況などによって変わります。
省エネ機能が付いている製品でも、電気代が完全になくなるわけではありません。
なお、節約のために勝手に電源を切るのは避けてください。
機種によっては、適切な衛生状態を保つために通電が必要です。
必ず取扱説明書に従って使用しましょう。
配送料や休止手数料がかかる
ウォーターサーバーの契約によっては、水の配送や注文の休止に関する費用が発生します。
例えば、一定期間以上水の配送を停止すると、休止手数料がかかるプランがあります。
また、配送地域や注文条件によって、別途送料が必要になる場合もあります。
水の注文を減らせば必ず節約になるとは限らないため、契約条件を確認してください。
配送を止めたつもりでも、別の手数料が発生していたら少し残念ですよね。
契約内容を見直していない
ウォーターサーバーを契約したあと、何年も同じプランを使い続けることがあります。
契約時にはちょうどよかった水の量も、生活が変われば合わなくなるかもしれません。
例えば、在宅勤務が減って自宅で過ごす時間が短くなった場合です。
以前より水を飲む量が減っているなら、注文量を見直せる可能性があります。
毎月の料金を確認する機会が少ない人ほど、一度契約内容を調べてみる価値があります。

水が余っているのに毎月届くと、収納場所まで困ってしまいます。まずは何本使っているか確認ですね。
ウォーターサーバーの年間費用
ウォーターサーバー代が高いかどうか判断するなら、月額だけでなく年間の費用も確認してみましょう。
毎月は小さな負担に感じても、長期間続けばまとまった金額になります。
月額料金から年間費用を計算
例えば、毎月の支払額が3,000円から8,000円の場合、年間では次のような金額になります。
| 月額料金 | 年間費用 | 3年間の費用 |
|---|---|---|
| 3,000円 | 36,000円 | 108,000円 |
| 4,000円 | 48,000円 | 144,000円 |
| 5,000円 | 60,000円 | 180,000円 |
| 6,000円 | 72,000円 | 216,000円 |
| 8,000円 | 96,000円 | 288,000円 |
この表は計算例であり、ウォーターサーバーの料金相場を示すものではありません。
電気代や初期費用、料金変更などは含めていません。
月額5,000円でも、3年間使い続ければ18万円になります。
もちろん、それだけのお金を払っても便利だと感じるなら、無駄遣いとは限りません。
ただ、ほとんど使っていないのに料金だけ払い続けているなら、見直す価値があります。
月々の請求額は見慣れてしまいがちですが、年間で計算すると印象が変わることもありますよね。
水1リットルあたりの費用
水代が高いのか判断するには、1リットルあたりの費用を計算する方法もあります。
例えば、24リットルの水を3,600円で購入している場合です。
3,600円を24リットルで割ると、1リットルあたり150円になります。
ただし、ウォーターサーバーには水代以外の費用もあります。
実際の負担を比較するなら、毎月の支払総額から計算したほうが分かりやすい場合があります。
また、飲みきれずに余らせている場合は、実際に使った水の量で考えることも大切です。
水を使い切れない場合の負担
購入した水を使い切れていない場合、1リットルあたりの実質的な負担が大きくなります。
例えば、毎月24リットル分の水に3,600円支払っていて、実際には18リットルしか使っていないとします。
この場合、使った水1リットルあたりの負担は200円です。
もちろん、余った水を翌月以降に使えるなら、すぐに無駄になるわけではありません。
それでも、毎月のように在庫が増えている場合は、注文量が生活に合っていない可能性があります。
水の単価だけでなく、実際に使い切れているかまで確認しましょう。

月5,000円なら年間6万円。便利さに納得して払っているのか、一度考えてみたい金額ですね。
ウォーターサーバー代を節約する7つの方法
ウォーターサーバー代を安くしたいときは、いきなり解約する必要はありません。
現在の契約を見直すだけで、無駄な支払いを減らせる場合があります。
1.毎月の支払総額を確認する
最初に確認したいのは、毎月何にいくら支払っているかです。
水代だけではなく、サーバーの利用料や各種手数料なども含めて確認しましょう。
例えば、次のような項目があります。
- 水の購入代金
- サーバーのレンタル料
- メンテナンスやサポートの費用
- 配送に関する料金
- 休止手数料
- 電気代
電気代はウォーターサーバーだけの使用量を把握しにくい場合もありますが、少なくとも契約上の支払いは確認しておきたいところです。
私は、サービスを乗り換える前に、現在の支出を整理することが先決だと思います。
いくら払っているのか分からないままでは、別のプランがお得かどうかも判断できません。
2.水の注文量を減らす
毎月水が余っているなら、注文量を調整できないか確認しましょう。
契約によっては、配送本数や配送間隔を変更できる場合があります。
例えば、毎月3本届いている水を2本に減らせるなら、毎月の購入費を抑えられる可能性があります。
ただし、最低注文数が決められているプランもあります。
注文量を自由に変更できるとは限らないため、契約条件を確認してください。
また、水分補給そのものを無理に減らす必要はありません。
あくまで、使い切れずに余っている分がないか確認することが目的です。
3.配送の休止制度を確認する
一時的に水が余っているなら、配送を休止する方法もあります。
例えば、旅行や出張で長期間自宅を空ける場合です。
また、水のストックが十分に残っている場合にも役立つかもしれません。
ただし、配送を休止するときは、手数料や休止できる期間を必ず確認してください。
無料で休止できる期間が決まっていたり、一定期間を超えると料金が発生したりするプランもあります。
何度も休止する必要があるなら、そもそもの注文量が自分に合っていない可能性もあります。
4.不要なオプションを見直す
契約によっては、追加のサポートや補償サービスなどが用意されている場合があります。
必要なサービスなら継続して問題ありませんが、内容をよく知らずに利用しているなら一度確認しましょう。
例えば、利用頻度が少ないサービスに毎月料金を払っていないかということです。
ただし、必要なメンテナンスや安全管理まで削るのはおすすめしません。
オプションを外した場合に、どのようなサービスが利用できなくなるのか確認してください。
5.料金プランを変更する
ウォーターサーバーには、同じサービス内でも複数の料金プランが用意されている場合があります。
例えば、水の注文量や契約期間によって料金が変わる仕組みです。
現在の生活に合ったプランがあれば、変更することで支出を減らせるかもしれません。
ただし、プラン変更によって新たな最低利用期間が設定されたり、変更費用がかかったりする場合もあります。
月額料金だけで判断せず、契約条件まで確認しましょう。
安いプランに変更したつもりが、以前より長い契約になっていたら困りますよね。
6.水道水や浄水器と比較する
ウォーターサーバー代を節約したいなら、水道水や浄水器を利用する方法も検討してみましょう。
日本では、水道水が飲用に適した水質基準を満たすよう管理されています。
ただし、建物の給水設備や地域の案内など、個別に確認が必要な場合もあります。
そのまま飲める水道水が利用できる環境なら、ウォーターサーバーより費用を抑えられる可能性があります。
浄水器を利用する場合も、本体価格やフィルターの交換費用を考える必要があります。
冷水や温水がすぐに使える便利さを重視するなら、ウォーターサーバーのほうが使いやすいこともあるでしょう。
水代だけでなく、便利さや手間を含めて比較することが大切です。
7.解約を検討する
利用頻度が少なく、今後もあまり使う予定がないなら、解約を検討しましょう。
毎月の支払いがなくなれば、継続的な節約につながる可能性があります。
ただし、解約する際には費用が発生する場合があります。
契約期間によって解約金が変わるプランや、本体の返却費用が必要になるプランもあります。
また、サーバーを購入する契約の場合は、残りの支払いが問題になることもあります。
解約する前に、契約書やマイページで条件を確認してください。

水が余るなら、飲む量を増やすより注文量を見直したいですね。無理に飲みきる必要はありません。
ウォーターサーバーは解約すべき?
ウォーターサーバー代が高いと感じても、必ず解約したほうがよいとは限りません。
利用する頻度や便利さ、家計への負担などを考えて判断しましょう。
解約を検討したいケース
次のような場合は、現在の契約を見直してみましょう。
- 毎月水が余っている
- ほとんどウォーターサーバーを使っていない
- 水道水やほかの飲み物で十分に満足している
- 毎月の料金が家計の負担になっている
- 契約した当初の利用目的がなくなっている
例えば、以前は毎日使っていたものの、最近はほとんど使用していない場合です。
水が余り続けているなら、現在の契約が生活に合っていない可能性があります。
ただし、使わないからすぐに解約すると決めず、解約にかかる費用も確認しましょう。
継続したほうがよいケース
一方、ウォーターサーバーを便利に使えているなら、無理に解約する必要はありません。
例えば、次のような場合です。
- 冷たい水やお湯を頻繁に使う
- 水を毎月無理なく使い切れている
- 飲み物を用意する手間が減っている
- 現在の料金に納得している
- 家計に無理のない範囲で利用できている
便利さには、お金だけでは測れない価値もあります。
毎朝お湯を沸かす手間を省けたり、必要なときにすぐ飲み物を用意できたりすることは、利用する人によって大きなメリットです。
料金に見合う価値を感じているなら、必ずしも無駄遣いとはいえません。
解約金と今後の費用を比較する
解約するか迷っているなら、解約金と今後の利用料金を比較してみましょう。
例えば、月額5,000円のサービスで、解約時に15,000円かかると仮定します。
すぐに解約して代替サービスの費用がかからない場合と、利用を続ける場合の支出は次のようになります。
| 今後の期間 | 継続する場合 | 今すぐ解約する場合 |
|---|---|---|
| 1か月 | 5,000円 | 15,000円 |
| 3か月 | 15,000円 | 15,000円 |
| 6か月 | 30,000円 | 15,000円 |
| 12か月 | 60,000円 | 15,000円 |
この条件なら、3か月で支払額が同額になります。
6か月以上の支出だけを比較すれば、解約したほうが安くなる計算です。
ただし、これは説明のための仮の金額です。
実際には、解約金が利用期間によって変わったり、返却費用がかかったりする場合があります。
また、別の飲料水を購入する費用も考える必要があります。
個人的には、解約金の高さだけで判断せず、今後支払う金額を比較する方法がおすすめです。
すでに支払ったお金は戻らないため、これからの出費を基準に考えましょう。

解約金を見るとためらいますが、そのまま何か月も払い続けるほうが高くなる場合もあります。計算してから決めましょう。
ウォーターサーバー契約の注意点
ウォーターサーバーを契約するときや解約するときは、料金だけでなく契約内容にも注意が必要です。
特に、無料という言葉だけで判断しないようにしましょう。
レンタルと購入を間違えない
ウォーターサーバーには、サーバー本体を借りる契約と、購入する契約があります。
契約内容によっては、途中で利用をやめても本体代金の支払いが残る場合があります。
国民生活センターでも、レンタルだと思って契約したら実際には購入契約だったというトラブルが紹介されています。
参考:国民生活センター|ウォーターサーバーの勧誘トラブルにご注意!
契約前には、次の点を確認してください。
- サーバーはレンタルか購入か
- 毎月の支払総額
- 最低利用期間
- 途中解約時の費用
- 本体代金の残債の有無
- サーバーの返却方法
本体無料という説明だけでなく、契約全体でいくら支払うのかを確認することが重要です。
解約条件を確認する
ウォーターサーバーを解約するときは、利用規約や契約書を確認しましょう。
契約期間や解約金、手続きの期限などが定められている場合があります。
また、解約金とは別に、返却や撤去にかかる費用が必要になることもあります。
国民生活センターの消費者トラブルFAQでも、利用規約を確認し、不明な点は事業者へ説明を求めるよう案内しています。
キャンペーンだけで契約しない
ウォーターサーバーには、初期費用や一定期間の料金が割引になるキャンペーンが用意されていることがあります。
お得に見える条件でも、割引期間が終わったあとの料金を確認することが大切です。
例えば、最初の数か月は安くても、その後は通常料金に戻る場合があります。
また、キャンペーンの利用に伴って、契約期間などの条件が設定されることもあります。
特典だけに注目せず、利用予定期間の総額を比較しましょう。
「今だけお得」と言われても、毎月必要なものなのかは別の話です。
解約トラブルは相談する
契約時に説明されなかった費用を請求されたり、契約内容が聞いていた話と異なったりした場合は、書類や案内を確認しましょう。
事業者に説明を求めても解決しないときは、消費生活センターへ相談する方法があります。
消費者ホットライン「188」では、近くの消費生活相談窓口を案内しています。
契約した場所や勧誘方法などによっては、クーリング・オフを検討できる場合もあります。
ただし、すべてのウォーターサーバー契約でクーリング・オフができるわけではありません。
契約の状況によって対応が異なるため、早めに相談してください。

「本体無料」と聞くとうれしくなりますが、水代や解約条件まで無料とは限りません。契約書はしっかり確認しましょう。
よくある質問
ここでは、ウォーターサーバーの料金や解約について、よくある質問をまとめました。
ウォーターサーバーはもったいない?
利用する頻度や料金への満足度によって異なります。
毎日便利に使っているなら、料金を払う価値があるかもしれません。
一方、ほとんど使っていないなら、契約を見直す余地があります。
ウォーターサーバーをやめたほうがいい人は?
水が毎月余っている人や、ほとんど利用していない人は、解約を含めて検討してもよいでしょう。
ただし、解約金や返却費用なども考える必要があります。
料金だけでなく、利用する目的も確認しましょう。
ウォーターサーバーは水道水より高い?
一般的には、宅配型ウォーターサーバーの水代は、水道水より高くなりやすいと考えられます。
ただし、ウォーターサーバーには冷水や温水をすぐに使える便利さがあります。
また、浄水器を使う場合には、フィルター交換費用なども必要です。
ウォーターサーバーの電気代は節約できる?
省エネ機能がある製品では、使用条件に応じて電気代を抑えられる場合があります。
ただし、勝手に電源を切ったり、適切な衛生管理を行わなかったりするのは避けましょう。
必ず取扱説明書に従って使用してください。
ウォーターサーバーは無料で解約できる?
契約によって異なります。
最低利用期間を過ぎれば解約金が不要になるプランもありますが、返却などに別の費用がかかる場合もあります。
契約書や利用規約で確認しましょう。
解約金が高い場合はどうする?
まずは契約条件を確認し、解約する場合と継続する場合の今後の費用を比較しましょう。
ただし、説明されていない費用を請求されたなど、契約内容に疑問がある場合は消費生活センターへの相談も検討してください。
困ったときは消費者ホットライン「188」を利用できます。
水が余ったらどうする?
水が余っている場合は、配送本数や配送間隔を変更できないか確認しましょう。
一時的な休止制度がある場合もあります。
ただし、休止手数料や最低注文数などの条件には注意してください。
ウォーターサーバーは一人暮らしに必要?
一人暮らしだから必ず不要というわけではありません。
毎日便利に使っていて、料金に納得しているなら利用する価値があります。
一方、水を使い切れない場合や料金が負担になっている場合は、ほかの方法と比較してみましょう。
まとめ
ウォーターサーバー代が高いと感じたら、まずは毎月の支払総額と水の使用量を確認してみましょう。
水の注文量や配送間隔、料金プランを見直すだけでも、出費を減らせる可能性があります。
また、ほとんど利用していない場合は、解約を検討する方法もあります。
ただし、解約金や本体代金の残債などには注意が必要です。
ウォーターサーバー代を節約する一番のポイントは、便利さと毎月の支出が見合っているか確認することです。
必要なものまで我慢する必要はありませんが、使っていないサービスに何となくお金を払い続けるのは避けたいところです。
まずは、今月の請求額と契約条件を確認するところから始めてみてください。

毎日使っているなら便利なサービス。でも、部屋の隅でほとんど使っていないなら、そろそろ契約を見直してもよさそうですね。

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