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給料日にやること7つ|お金が残る家計管理ルーティンを紹介

給料日になると、口座残高が増えて少し安心しますよね。

ただ、そのまま使い始めると「給料日前にはほとんど残っていない」という状態になりがちです。

給料日に大切なのは、すぐ節約を始めることではなく、お金の行き先を最初に決めることです。

貯金、固定費、特別費、生活費の順番を整えておけば、その後は残ったお金の範囲で生活しやすくなります。

この記事では、給料日にやること7つと、お金が残りやすくなる家計管理ルーティンを紹介します。

給料日にやること7つ

給料日の家計管理は、たくさんの作業をする必要はありません。

基本的には、入ってきたお金の行き先を決めればOKです。

おすすめの順番は次の通りです。

  • 給与明細を確認する
  • 先に貯金する
  • 固定費を確保する
  • 特別費を取り分ける
  • カードの支払い予定を確認する
  • 生活費の予算を決める
  • 自由に使える金額を確認する

順番に見ていきましょう。

1.給与明細を確認する

まずは、実際にいくら給料が入ったのかを確認します。

毎月同じ給料だからと、銀行口座の入金額だけ見て終わらせている人もいるかもしれません。

しかし、残業代、各種手当、欠勤、社会保険料、税金などによって手取り額が変わることがあります。

給与明細では、少なくとも次の3つを確認しておきましょう。

  • 総支給額
  • 控除額
  • 実際の手取り額

普段と大きく違う数字があるなら、その理由も確認します。

家計の予算は、額面年収ではなく実際に使える手取り額を基準に考えるのが基本です。

2.先に貯金する

給料を確認したら、使い始める前に貯金分を取り分けます。

「月末に余ったら貯金しよう」と考えると、意外とお金は余りません。

食費、外食、日用品、ちょっとした買い物などを重ねているうちに、月末には残高が少なくなってしまうからです。

例えば、手取り25万円で毎月2万円を貯めたいなら、給料日に2万円を貯金用口座へ移します。

すると、最初から23万円で生活する家計になります。

「残ったら貯める」ではなく、「貯めてから使う」に順番を変えることがポイントです。

ただし、無理に高い金額を設定する必要はありません。

毎月3万円先取りして2万円を戻しているなら、最初から1万円にしたほうがシンプルです。

貯金そのものがなかなか増えない場合は、貯金ができない人の特徴と今日から変わる貯め方のコツも参考にしてみてください。

3.固定費を確保する

次に、給料から毎月必ず支払うお金を確保します。

例えば、次のようなものです。

  • 家賃・住宅ローン
  • 水道光熱費
  • スマホ・インターネット料金
  • 保険料
  • サブスク
  • ローン返済
  • 習い事や月会費

給料が25万円入ったからといって、その25万円すべてを自由に使えるわけではありません。

数日後に家賃8万円、カード代5万円が引き落とされるなら、その分はすでに使い道が決まっているお金です。

口座残高ではなく、固定費を差し引いたあとの金額を見るようにしましょう。

4.特別費を取り分ける

毎月ではないけれど、いずれ必要になる支出も給料日に少しずつ取り分けておくと安心です。

例えば、次のような支出です。

  • 旅行・帰省
  • 車検
  • 税金
  • 家電の買い替え
  • 冠婚葬祭
  • 誕生日やクリスマス
  • 年払いの保険やサービス

例えば、年に12万円程度の特別費を見込んでいるなら、毎月1万円ずつ用意する方法があります。

こうしておけば、急に家電が壊れたり車検が来たりしたときに、通常の貯金を大きく崩しにくくなります。

もちろん、毎月きっちり同じ金額でなくても構いません。

ボーナスがある月に多めに確保する方法もあります。

5.カードの支払い予定を確認する

クレジットカードを利用している人は、給料日に次回の引落予定額も確認しておきましょう。

口座に20万円あっても、来週カード代が8万円引き落とされるなら、その8万円まで自由に使えるわけではありません。

カード会社のアプリや会員ページを開き、次回請求額と未確定の利用額をざっくり確認します。

複数のカードを利用している場合は、合計額を見ることが大切です。

Aカード3万円、Bカード2万円、Cカード1万円なら、合計6万円の支払いがあります。

カードごとに見ると少額でも、集めると意外と大きな金額になっていることがあります。

6.生活費の予算を決める

貯金、固定費、特別費などを取り分けたら、残りから毎月の生活費を決めます。

例えば、次のような支出です。

  • 食費
  • 日用品費
  • 交通費
  • 医療費
  • 外食費

ここでも、すべてを1円単位で予算化する必要はありません。

例えば、「食費と日用品で6万円」「日常生活費全体で8万円」のように、大きくまとめても構いません。

自分が把握できる程度の分け方にすることが大切です。

7.自由に使える金額を確認する

最後に確認したいのが、今月本当に自由に使えるお金です。

手取りから次のお金を差し引きます。

  • 貯金
  • 固定費
  • 特別費
  • 生活費

例えば手取り25万円で、貯金2万円、固定費10万円、特別費1万円、生活費8万円なら、残りは4万円です。

この4万円が趣味、服、外食、交際費などへ使える余裕になります。

「口座に25万円あるから何か買おう」ではなく、「自由に使えるのは4万円」とわかれば、買い物の判断もしやすくなります。

給料日は仕分けの日にする

給料日は「お金が増えた日」に見えます。

そのため、少し気持ちが大きくなりやすいタイミングでもあります。

しかし、家計管理では給料日を「使い始める日」ではなく、お金を仕分ける日と考えるとわかりやすくなります。

口座残高を使える金額だと思わない

給料日直後に残高が30万円あったとしても、その中には家賃、カード代、光熱費、貯金予定額などが含まれています。

残高30万円と自由に使える30万円は、まったく別です。

固定費や貯金を差し引いてから、今月使える金額を確認しましょう。

給料日直後の買い物を急がない

給料が入ると、「今月は頑張ったから」と外食したり、欲しかったものを買ったりしたくなることがあります。

もちろん、ご褒美を買うこと自体は悪くありません。

ただ、貯金や固定費を分ける前に使い始めると、その後の生活費が足りなくなることがあります。

ご褒美を買うなら、自由に使える金額を確認してからにしましょう。

現金を全部引き出さない

給料日に生活費を現金で管理する人もいます。

その方法が自分に合っているなら問題ありません。

ただし、給料をほぼ全部引き出して財布や家に置く必要はありません。

家賃やカード代など口座引落の予定があるなら、その分は口座へ残しておきます。

現金で管理するのは、食費や自由費など必要な範囲だけでも十分です。

10分で終わる給料日ルーティン

給料日ルーティンは、毎月何時間も家計簿と向き合う作業ではありません。

仕組みを作れば、確認だけで終わるようにできます。

入金額を見る

最初に、給与明細と実際の入金額を確認します。

大きな変化がなければ、ここで時間をかける必要はありません。

貯金を移す

次に、決めている貯金額を別口座へ移します。

自動振替などを設定しているなら、正しく移動しているか確認するだけです。

引落予定を見る

銀行口座やカードアプリを確認し、家賃やカード代など今後の支払い予定を見ます。

「この金額は残しておく」とわかればOKです。

今月の予算を見る

最後に、食費や自由費など今月使える金額を確認します。

この4つだけなら、それほど時間はかかりません。

毎月同じ順番で確認すれば、考えること自体も少なくなります。

給料が少ない月はどうする?

残業代や勤務日数などによって、毎月の手取りが変わる人もいます。

給料が少ない月まで、いつもと同じ貯金額や自由費を守る必要はありません。

最初に必要な支出を守る

収入が少ない月は、まず生活に必要な支出を優先します。

  • 住居費
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 仕事や生活に必要な交通費
  • 医療費
  • 返済など必要な支払い

貯金を守るために必要な食事まで削るような家計にはしないようにしましょう。

貯金額を一時的に下げてもいい

毎月3万円貯めていても、給料が普段より3万円少ない月なら、貯金額を1万円に減らす方法があります。

無理に3万円を貯めて、その後生活費が足りずに2万円を取り崩すよりシンプルです。

貯金額は一度決めたら絶対に変えられないルールではありません。

自由費を少し調整する

生活に必要なお金を確保したうえで、自由費を少し下げる方法もあります。

普段4万円なら、その月だけ3万円にする。

この程度の調整なら、生活全体を大きく変えずに済みます。

毎月の給料が大きく変動する場合は、収入が少ない月を基準に予算を作り、多かった分を貯金や特別費へ回す方法もあります。

給料日後にやらないこと

給料日に何をするかと同じくらい、「何をしないか」を決めておくことも役立ちます。

いきなり高額な買い物をしない

給料日直後は、口座残高が増えているため高いものでも買えそうに感じます。

しかし、その残高にはこれから払う生活費も含まれています。

高額な買い物は、固定費や貯金を取り分けたあとで考えましょう。

ATMで何となくお金を下ろさない

「給料が入ったから、とりあえず3万円下ろしておこう」と目的なく現金を引き出すと、何に使ったのかわからなくなることがあります。

必要な現金額を決めてから引き出すほうが管理しやすくなります。

先取り貯金を頑張りすぎない

給料日にやる気が出て、余裕のほとんどを貯金へ移してしまうのも注意したいところです。

給料日は気持ちが前向きなので、「今月は5万円貯めよう」と張り切れます。

しかし、月の後半に生活費が足りなくなれば取り崩すことになります。

毎月確実に残せる金額を基準にしましょう。

残高が増えた安心感で使わない

給料日直後の残高を見ると、「今月は余裕がある」と感じます。

実際には、数日後の引き落としを考えるとそれほど余裕がないこともあります。

買い物をするときは現在の残高ではなく、今月の自由費を見る習慣をつけましょう。

給料日前にも確認する

給料日に家計を整えたら、次に確認するのは次の給料日前で十分です。

毎日残高をチェックし続ける必要はありません。

いくら残ったか確認する

次の給料日の前に、生活費や自由費がどれくらい残ったのかを確認します。

余ったから成功、使い切ったから失敗と単純に考える必要はありません。

予定していた範囲で使えたかを見ます。

予算が現実に合っていたか見る

毎月食費を4万円にしているのに、必ず5万円かかるなら、予算が低すぎる可能性があります。

予算とは、自分を苦しめるための数字ではありません。

何カ月も同じように超えるなら、生活に合わせて金額を修正しましょう。

余ったお金の行き先を決める

自由費が5,000円余った場合は、そのまま翌月へ繰り越しても貯金しても構いません。

例えば、余った分だけ追加で貯金する方法なら、普段の生活を我慢せずに貯金を増やせます。

来月変えることは一つでいい

今月外食が多かったから来月は少し減らす。

使っていないサブスクに気づいたから解約する。

カード利用が多かったから週に一度確認する。

この程度で十分です。

毎月10個も改善点を作るより、一つずつ整えるほうが長く続きます。

家計管理全体に苦手意識がある場合は、お金の管理ができない人の特徴とおすすめの管理方法も参考にしてください。

給料日ルーティンをラクにするコツ

毎月同じ作業をするなら、できるだけ手間を減らしておきましょう。

貯金は自動化する

毎月自分で貯金口座へ振り込んでいると、忙しい月には忘れることがあります。

利用している金融機関に自動積立や自動振替などの機能があるなら、条件を確認して利用する方法があります。

自動化できれば、給料日に「ちゃんと移動したか」を見るだけで済みます。

引落口座を増やしすぎない

電気代はA銀行、カードはB銀行、スマホはC銀行というように支払口座が分散すると、確認する場所が増えます。

変更する必要がなければ無理にまとめなくても構いませんが、新しく契約するものは普段使う口座へまとめると管理しやすくなります。

家計管理の日を固定する

給料日を家計管理の日と決めておけば、「いつ確認しよう」と毎回考える必要がありません。

給料日に時間が取れないなら、翌日の夜や最初の休日でも構いません。

大切なのは、毎月だいたい同じタイミングで確認することです。

毎月ゼロから予算を作らない

食費5万円、日用品1万円、自由費3万円など、自分に合う金額が見つかったら毎月同じ予算を使って構いません。

旅行やイベントがある月だけ調整します。

毎月すべてを考え直すより、基本形を一つ作ったほうがラクです。

貯金方法を含めて家計全体を整えたい場合は、お金を貯める方法12選も参考になります。

よくある質問

給料日にまず何をする?

最初に手取り額を確認し、そのあと貯金、固定費、特別費など、先に確保したいお金を分けるとわかりやすくなります。

残った金額から生活費と自由費を決めましょう。

給料日に貯金はいくらする?

一律の正解はありません。

現在の生活費や固定費を確認し、無理なく残せる金額から始めましょう。

毎月取り崩すほど高い金額にするより、少額でも継続できるほうが管理しやすくなります。

給料は全部一つの口座で管理してもいい?

自分で内訳を把握できるなら、一つの口座でも構いません。

ただし、残高を見ると使ってしまう人は、貯金用口座だけ分ける方法があります。

給料日に現金を全部下ろしたほうがいい?

その必要はありません。

口座引落がある場合は、必要な金額を銀行口座へ残しておきましょう。

現金管理が向いている場合も、食費や自由費など必要な分だけ引き出す方法があります。

給料日直後に買い物するのはダメ?

買い物自体に問題はありません。

ただし、貯金や今後の支払いを確認する前に高額な買い物をすると、月の後半が苦しくなる可能性があります。

自由に使える金額を確認してから購入すると安心です。

給料日が休日でずれたときは?

実際に給与が入金されたタイミングで確認すれば構いません。

家計管理のルーティンまで毎回大きく変える必要はなく、「給料が入ったら確認する」というルールだけ決めておけば十分です。

夫婦で給料日が違う場合は?

夫婦共通の家計費を管理しているなら、毎月決まった日に家計用のお金をまとめる方法があります。

例えば、月末までにそれぞれが家計口座へ一定額を入れ、翌月分の生活費として使う方法です。

双方の給料日に合わせようとするより、家計としての基準日を一つ決めると管理しやすくなります。

給料日に家計簿も締めるべき?

必ずしも給料日に合わせる必要はありません。

家計簿は1日から月末まで、給料日はお金を振り分ける日というように分けても構いません。

自分が数字を確認しやすい方法を選びましょう。

まとめ:給料日にお金の行き先を決めよう

給料日にやることは、それほど複雑ではありません。

手取り額を確認したら、まず貯金を取り分け、固定費と特別費を確保します。

カードの支払い予定も確認し、そのあと生活費と自由に使える金額を決めれば、今月使えるお金が見えやすくなります。

給料日直後の銀行残高を、そのまま「使えるお金」と考えないことがポイントです。

給料日は、お金を使う日ではなく、1カ月分のお金の行き先を決める日にすると家計を管理しやすくなります。

最初から完璧なルーティンを作る必要はありません。

まず次の給料日に、貯金・固定費・生活費の3つだけでも分けて確認してみてください。

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