「今年こそ貯金する」と決めたのに、数カ月すると目標そのものを忘れてしまう。
そんなときは、貯金への意志よりも目標の立て方を見直してみましょう。
「できるだけ貯める」ではゴールが見えませんが、目的・金額・期限が決まれば、毎月やることまで具体的になります。
貯金目標は、大きな金額を掲げることより、今の家計で無理なく続けられる計画へ落とし込むことが大切です。
この記事では、貯金目標の立て方から毎月必要な金額の計算方法、目的別の考え方、目標がきついときの調整方法まで詳しく紹介します。
貯金目標とは?
貯金目標とは、「何のために、いつまでに、いくら貯めるか」を具体的にしたものです。
単に「貯金を増やしたい」と考えるだけでは、毎月いくら残せばいいのか判断できません。
そこで、次の3つを決めます。
- 目的:何のために貯めるのか
- 目標額:いくら必要なのか
- 期限:いつまでに必要なのか
例えば、「2年後の引っ越しまでに60万円」と決めます。
現在の貯金が12万円あり、そのうち全額を引っ越し資金として使えるなら、残り48万円です。
48万円を24カ月で貯めるなら、毎月20,000円必要だとわかります。
ここまで具体的になると、「余ったら貯める」から「毎月20,000円を確保する」へ行動を変えられます。
目標があると貯金の役割がわかる
銀行口座に100万円あっても、そのお金の役割が決まっていなければ、本当に使ってよいのかわかりにくくなります。
旅行に20万円。
家電の買い替えに15万円。
生活を守るためのお金として50万円。
このように目的が見えていれば、「この50万円は普段の買い物には使わない」と判断できます。
貯金額だけでなく、そのお金に役割を持たせることが大切です。
「できるだけ貯める」は目標になりにくい
節約して、できるだけたくさん貯める。
一見すると立派な目標ですが、実際にはゴールがありません。
30万円貯まっても「もっと必要かも」。
100万円貯まっても「まだ足りないかも」。
これでは、いつまで経ってもお金を使うことへ不安を感じる可能性があります。
何にいくら必要なのかを考えておくと、「ここまで貯めたら次の目的へ進む」と区切りを作れます。
大きな目標ほど良いわけではない
貯金目標というと、「まず100万円」「1年で200万円」など大きな数字を掲げたくなることがあります。
しかし、大きすぎる目標は毎月の負担も大きくなります。
毎月60,000円貯めるために外食も趣味もすべて我慢する。
数カ月続いたとしても、途中で疲れて一気に使ってしまえば長続きしません。
今の生活を壊さず続けられる金額を決めるほうが、結果的に目標へ近づきやすくなります。
まず貯める目的を決める
貯金目標を作るとき、最初に金額から考える人は少なくありません。
しかし、「何のために貯めるのか」が決まっていないと、適切な目標額も決まりません。
近いうちに使うお金
数カ月から数年以内に使う予定があるお金です。
例えば、次のような目的があります。
- 旅行
- 引っ越し
- 結婚
- 家具・家電
- 車の購入
- 資格取得
- 子どもの進学準備
使う時期がある程度決まっているため、目標額と期限を設定しやすい貯金です。
生活を守るためのお金
急な収入減や大きなトラブルが起きたときに備えるお金もあります。
旅行資金のように「この日に使う」と決まっているわけではありません。
そのため、普段使う貯金とは分けて考えたほうが安心です。
生活を守るためのお金については、生活防衛資金はいくら必要?世帯別の目安と無理なく貯める方法も参考にしてください。
毎年発生する支出に備えるお金
車検、帰省、誕生日、年払いの保険など、毎月ではないものの発生することがわかっている支出もあります。
これらは「貯金」というより、年間支出へ備える積立として管理するとわかりやすくなります。
普段の貯金と一緒にすると、「せっかく貯めたのに車検で減った」と感じやすくなります。
しかし、もともと使う予定だったお金なら、減ったのではなく予定通り使っただけです。
こうした支出については、特別費で家計を崩さない貯め方で詳しく紹介しています。
目的が決まらないなら一つでいい
「将来が不安だけれど、具体的な目的はない」という人もいるでしょう。
無理に住宅・老後・旅行など目的を作る必要はありません。
まずは「急な出費にも慌てないための貯金」など、大きな目的を一つ設定するだけでも十分です。
目的が増えたら、そのとき新しい目標を追加できます。
目標額はどう決める?
目的が決まったら、次は必要な金額を考えます。
ここで大切なのは、「きりのいい数字」ではなく、その目的に必要な金額から考えることです。
必要な費用を書き出す
例えば、引っ越しなら「引っ越し代30万円」とまとめるのではなく、必要になりそうな支出を簡単に書き出します。
- 引っ越し業者
- 新居の初期費用
- 家具
- 家電
- 交通費
- その他の雑費
細かい金額がまだわからなくても構いません。
「家具は10万円くらい必要そう」という大まかな見積もりから始めます。
すでにあるお金を確認する
必要額が60万円でも、すでに15万円確保しているなら、これから貯める必要があるのは45万円です。
目標額を計算するときは、現在使えるお金を差し引きます。
ただし、生活防衛資金など別の目的で確保しているお金まで数えないようにしましょう。
口座残高が80万円あるからといって、80万円すべてを旅行や車へ使えるとは限りません。
少し余裕を持たせる
旅行や引っ越しでは、予定外の支出が出ることがあります。
交通費が少し高くなったり、追加で家具が必要になったりするかもしれません。
家計に余裕があるなら、必要額より少し多めを目標にする方法もあります。
ただし、予備を増やしすぎて目標が現実離れしないようにしましょう。
金額がわからないなら仮決めする
「いくら必要かわからないから目標を作れない」という場合は、仮の数字で始めても構いません。
例えば「まず30万円」と決め、詳しい費用がわかったら40万円へ変更します。
一度決めた目標を変更してはいけないルールはありません。
完璧な数字がわかるまで何もしないより、仮でも動き始めるほうが貯金は進みます。
期限はどう決める?
目標額と同じくらい重要なのが期限です。
期限がなければ、毎月必要な貯金額を計算できません。
使う日が決まっている場合
旅行、引っ越し、進学など、使う時期が決まっている場合は簡単です。
その日までの残り月数で必要額を割ります。
例えば、10カ月後までに30万円必要なら、毎月30,000円です。
期限が決まっていない場合
車を買い替えたい、まとまった貯金を作りたいなど、期限が決まっていないこともあります。
その場合は、自分で区切りを作ります。
例えば「まず2年間続ける」と決めます。
2年間で60万円なら、毎月25,000円です。
期限を短くしすぎない
早く貯めたい気持ちが強いと、期限を短く設定したくなります。
100万円を1年で貯める場合、毎月約83,334円必要です。
家計に十分な余裕があれば問題ありません。
しかし、毎月30,000円程度しか余裕がないのに83,000円を目標にすると、生活費へ無理が出ます。
期限は「早ければ早いほど良い」ではなく、家計とのバランスで決めましょう。
5ステップで目標を作る
ここまでを、実際の手順にまとめます。
1.目的を一つ決める
最初に、今いちばん優先したいものを決めます。
引っ越し、旅行、家電、生活防衛資金など、何でも構いません。
複数ある場合は、期限が近いものや必要性が高いものから選びます。
2.必要額を決める
その目的に必要な金額を見積もります。
旅行なら宿泊費と交通費。
引っ越しなら初期費用や家具。
できる範囲で具体的にします。
3.現在あるお金を引く
すでにその目的用として確保しているお金があれば差し引きます。
目標60万円、すでに12万円あるなら、残り48万円です。
4.期限で割る
残り48万円を24カ月で貯めるなら、毎月20,000円です。
基本の式は次の通りです。
(必要な目標額-すでに確保している金額)÷残り月数
5.家計に入るか確認する
最後に、毎月20,000円を本当に確保できるか確認します。
ここを飛ばしてはいけません。
生活費を払うと毎月10,000円しか余らないのに、20,000円を貯める計画では長続きしません。
難しければ、期限・目標額・支出のどれかを調整します。
毎月いくら貯める?
貯金目標を立てると、「手取りの何割を貯めればいい?」と考える人も多いでしょう。
しかし、家賃、家族構成、収入、住宅費、教育費などが違うため、全員が同じ割合で貯める必要はありません。
割合から逆算するより、目的に必要な金額から毎月の貯金額を決めるほうが具体的です。
30万円を1年で貯める
30万円を12カ月で貯めるなら、毎月25,000円です。
毎月25,000円が難しいなら、18カ月に延ばすと約16,667円になります。
期限を半年延ばすだけでも、毎月の負担はかなり軽くなります。
50万円を2年で貯める
50万円を24カ月で貯める場合、月約20,834円です。
きりよく21,000円にしても構いません。
月21,000円が難しいなら、月15,000円にして期間を長くする方法があります。
100万円を3年で貯める
100万円を36カ月で貯めるなら、月約27,778円です。
毎月28,000円を目安にできます。
ただし、「100万円」という数字に特別な意味がないなら、本当に100万円必要なのかも考えてみましょう。
目的が70万円で足りるなら、無理に100万円へ増やす必要はありません。
200万円を5年で貯める
200万円を60カ月で貯めるなら、毎月約33,334円です。
大きな目標も期間を長くすれば、毎月の負担を分散できます。
一方で、5年間ずっと同じ収入・支出とは限りません。
長期目標ほど、途中で計画を見直すことが大切です。
短期・中期・長期で分ける
貯金目標が複数ある場合は、期間で分けると整理しやすくなります。
短期の目標
数カ月から1年程度で使う予定のお金です。
- 旅行
- 家電
- 引っ越し
- 資格取得
使う時期が近いため、必要額と期限を細かく決めます。
中期の目標
1〜数年程度で必要になるお金です。
- 車の買い替え
- 住宅関連費用
- 結婚
- まとまった教育費
短期目標より期間が長いため、毎月一定額を積み立てる方法が向いています。
長期の目標
何年も先のために準備するお金です。
長期目標は金額が大きくなりやすいため、毎月の生活を圧迫しないことが特に大切です。
短期目標へお金を集中させる時期があっても構いません。
生活に合わせて配分を変えましょう。
目標が複数あるとき
「旅行もしたい、車も欲しい、家電もそろそろ買い替えたい」と、目的が複数あることは珍しくありません。
すべて同時に貯めても構いませんが、優先順位を決めないと毎月必要な金額が大きくなります。
期限が近いものを優先する
半年後に引っ越し、2年後に旅行、いつか車を買い替えたい。
この場合、まず引っ越しを優先します。
旅行は少額ずつ積み立て、車は引っ越し後に本格的に始めてもよいでしょう。
必要性が高いものを優先する
欲しいものと、生活上必要なものが重なった場合は、必要性も考えます。
冷蔵庫が故障しそうなら、趣味の買い物より家電資金を優先する。
こうした調整をして構いません。
すべて均等に分けなくていい
毎月30,000円貯められるからといって、3つの目標へ10,000円ずつ分ける必要はありません。
引っ越しへ20,000円。
旅行へ10,000円。
車は一時停止。
このように優先順位をつけたほうが、一つの目標を早く達成できます。
目的ごとに口座を増やしすぎない
目的が5つあるから銀行口座も5つ作る。
管理できるなら問題ありませんが、口座が増えるほど残高確認や資金移動も増えます。
一つの貯金口座の中で、家計簿やメモを使って内訳だけ管理する方法もあります。
口座そのものを整理したい場合は、銀行口座の使い分け方|貯金しやすくなる3口座のシンプル管理術も参考にしてください。
先取りすると続きやすい
目標額と毎月の貯金額が決まったら、次は実際に残す仕組みを作ります。
給料日に先に分ける
毎月20,000円貯める目標なら、給料が入った時点で20,000円を貯金へ移します。
残ったお金で一カ月生活します。
月末に余ったら貯める方法より、必要な金額を確保しやすくなります。
自動化する
毎月自分で振り込むのが面倒なら、自動積立などを利用できる場合があります。
毎月決まった日に自動で動けば、「今月は面倒だからやめよう」という判断が入りにくくなります。
先取り貯金については、先取り貯金のやり方|無理なく続く金額の決め方と自動化のコツで詳しく紹介しています。
給料日直後に使いすぎない
貯金目標を作っても、給料が入った安心感から買い物が増えると計画が崩れます。
給料日は「使えるお金が増えた日」ではなく、「今月のお金を役割ごとに分ける日」と考えると管理しやすくなります。
ボーナスはどうする?
ボーナスや臨時収入を貯金目標に組み込む方法もあります。
ボーナス頼みにしすぎない
「毎月は5,000円だけ、残りは全部ボーナスで貯める」という計画も作れます。
ただし、ボーナス額が変わった場合に目標が大きく遅れる可能性があります。
できれば毎月の収入だけでもある程度進む計画にし、ボーナスは加速させるお金として考える方法があります。
使う分も決めておく
ボーナスをすべて貯金しなければならないわけではありません。
例えば半分を貯金、残りを旅行や買い物へ使う方法もあります。
楽しみに使うお金まで全部なくす必要はありません。
臨時収入を全額計画に入れない
まだ入るかわからないお金を前提にすると、計画が不安定になります。
実際に入ってから、「半分は貯金へ回そう」と決めても十分です。
目標がきついときの調整
計算した結果、「毎月40,000円必要。でも今の家計では20,000円しか残らない」ということもあります。
そんなときは、我慢だけで解決しようとしないことが大切です。
期限を延ばす
一番シンプルなのが期間を長くする方法です。
60万円を1年で貯めるなら月50,000円。
2年なら月25,000円です。
期限が絶対ではない目標なら、期間を延ばすだけで負担を大きく下げられます。
目標額を下げる
旅行費50万円を考えていたけれど、40万円でも十分楽しめそう。
家具を全部一度に買う予定だったけれど、必要なものだけ先に買う。
このように目的そのものを変えず、必要額を調整する方法もあります。
支出を見直す
毎月あと5,000円あれば目標へ届くなら、固定費や使い方を確認してみましょう。
使っていないサブスクや、満足度の低い買い物があれば減らせる可能性があります。
ただし、食費や趣味を極端に削る必要はありません。
毎月の金額を一定にしなくてもいい
毎月20,000円ではなく、余裕のある月は30,000円、出費の多い月は10,000円でも構いません。
年間で目標へ近づけば十分です。
毎月同じ金額へこだわりすぎないほうが続く人もいます。
予定通り貯まらないとき
貯金目標を立てても、すべての月が計画通りになるわけではありません。
1カ月遅れても失敗ではない
毎月30,000円の予定だったのに、今月は10,000円しか残せなかった。
それでも10,000円は貯まっています。
翌月から元のペースへ戻せばよいだけです。
不足分を翌月へ全部乗せない
今月20,000円不足したから、翌月は通常30,000円+不足20,000円で50,000円。
これでは翌月も苦しくなる可能性があります。
不足分を残り期間へ分散しても構いません。
20,000円不足して残り10カ月なら、毎月2,000円ずつ上乗せする方法があります。
予定外の支出なら責めない
病院代や生活に必要な修理など、予定外の支出で貯金できない月もあります。
必要なお金を使った結果なら、計画が遅れただけです。
無理に取り戻そうとせず、翌月以降で調整しましょう。
毎月できないなら計画を変える
3カ月、4カ月と毎回目標未達になる場合は、根性の問題ではなく計画が家計と合っていない可能性があります。
月30,000円ではなく20,000円にする。
期限を延ばす。
こうして現実に合わせます。
貯金そのものが難しい場合は、貯金ができない人の特徴12選!今日から変わる貯め方のコツも参考にしてください。
夫婦で貯める場合
夫婦共通の目標がある場合は、一人で考えるより二人で共有したほうが進めやすくなります。
目的を共有する
「とにかく貯金を増やしたい」ではなく、「2年後に引っ越したいから80万円必要」と具体的に伝えます。
何のために節約するのかわかれば、支出を見直す理由も共有しやすくなります。
負担額は同額でなくてもいい
夫婦それぞれ月20,000円ずつでも構いません。
収入差があるなら30,000円と10,000円でもよいでしょう。
二人が納得できる方法を決めることが大切です。
自由に使えるお金も残す
共通目標のために、夫婦それぞれのお小遣いを全部なくす必要はありません。
自由費がまったくない状態が長く続くと、不満がたまりやすくなります。
目標と現在の生活を両立できる金額を探しましょう。
目標を続けるコツ
貯金目標は、立てた瞬間よりもその後のほうが大切です。
進んだ金額を見る
「あと70万円」と不足額だけ見ると、ゴールが遠く感じます。
一方、「すでに30万円貯めた」と見れば進んでいることがわかります。
残りだけでなく、達成した金額も確認しましょう。
小さなゴールを作る
100万円が遠いなら、まず10万円。
10万円を達成したら20万円。
次に30万円。
途中に区切りを作ると、達成感を得やすくなります。
見える場所に書く
家計簿やスマートフォンのメモに、「旅行まであと15万円」などと書いておく方法もあります。
毎日見る必要はありません。
月に一度確認できる場所へ残しておけば、目的を忘れにくくなります。
貯金のために全部我慢しない
毎日の楽しみをすべて削ってまで目標を急ぐ必要はありません。
カフェ、外食、趣味、旅行など、自分にとって満足度の高い支出は残して構いません。
貯金は生活を良くするためのものです。
今の暮らしが苦しくなりすぎる計画は見直しましょう。
目標を定期的に見直す
収入、家族構成、生活費、欲しいものは変化します。
半年前に欲しかったものが、今はそれほど必要ではなくなっているかもしれません。
数カ月に一度、「今もこの目標を優先したい?」と確認します。
やってはいけない目標設定
貯金目標を作るとき、続きにくいパターンもあります。
他人の貯金額をそのまま目標にする
SNSで「1年で100万円貯めた」という投稿を見て、自分も100万円を目標にする。
その人と収入も家賃も家族構成も違います。
参考にはなっても、そのまま自分へ当てはめる必要はありません。
生活費を残さず貯金する
目標を優先しすぎて、食費や日用品費まで不足する状態は続きません。
必要な生活費を確保してから貯金額を決めましょう。
自由費をゼロにする
一時的ならできても、何年も楽しみを全部我慢する計画は負担が大きくなります。
少額でも自由に使えるお金を残しておくと、貯金を続けやすくなります。
計画を一度も見直さない
収入が変わっても、物価が変わっても、最初に決めた月30,000円を絶対に守る。
これでは生活と計画が合わなくなることがあります。
貯金目標は契約ではありません。
必要なら変更して構いません。
よくある質問
貯金目標はいくらにすればいい?
すべての人に共通する正解はありません。
まず何のために貯めるのかを決め、その目的に必要な金額から目標額を決めましょう。
「とりあえず100万円」ではなく、自分に必要な金額を考えることが大切です。
貯金目標がないとダメ?
必須ではありません。
目標がなくても自然に貯金できる人もいます。
ただ、「どこまで貯めればいいかわからない」「毎月余った分しか残らない」という場合は、目的と期限を決めると管理しやすくなります。
貯金目標は手取りの何割?
家計によって違うため、一律の割合に合わせる必要はありません。
目的・目標額・期限から毎月必要な金額を逆算し、その金額が現在の家計で続けられるか確認しましょう。
100万円を目標にしたほうがいい?
100万円はわかりやすい数字ですが、全員に必要な最初の目標ではありません。
30万円で達成できる目的なら、30万円で十分です。
きりのよさより目的を優先しましょう。
貯金目標は何個まで作る?
決まりはありません。
ただし、増やしすぎると毎月必要な積立額も増えます。
最初は1〜3個程度に絞り、優先順位を決めると管理しやすくなります。
複数の目標を同時に貯めてもいい?
問題ありません。
期限が近いものへ多めに配分し、遠い目標は少額にするなど、優先順位をつけましょう。
予定より貯金できなかったら失敗?
失敗ではありません。
予定外の支出がある月もあります。
一度遅れただけなら翌月から元へ戻し、毎月遅れるなら計画自体を調整しましょう。
貯金目標は途中で変えてもいい?
もちろん構いません。
収入や暮らし、必要な金額が変われば、最初の計画が合わなくなることがあります。
現在の生活に合う目標へ変更してください。
貯金は一つの口座にまとめてもいい?
問題ありません。
一つの口座でも、家計簿やメモで「旅行20万円」「家電10万円」など内訳を管理できます。
目的別口座を増やしすぎて管理が面倒になるなら、まとめたほうが向いている場合もあります。
目標達成後はどうする?
まず、その目的に必要なお金として確保しておきます。
使う予定がなくなった場合は、次の貯金目標へ回しても構いません。
一度達成したからと、すぐ新しい目標を作らなければならないわけでもありません。
少し貯金ペースを落として、今の生活へ使う選択肢もあります。
まとめ:続けられる目標を作ろう
貯金目標を立てるときは、「できるだけ貯める」ではなく、目的・目標額・期限を決めます。
そこから現在すでに確保している金額を引き、残り月数で割れば、毎月必要な貯金額を計算できます。
毎月必要な金額が大きすぎるなら、期限を延ばしたり、目標額を見直したりして構いません。
また、複数の目標がある場合は、期限や必要性から優先順位をつけましょう。
一度計画から遅れたからといって、貯金そのものをやめる必要もありません。
良い貯金目標とは、大きな数字を掲げることではなく、今の暮らしを守りながら最後まで続けられる目標です。
まずは「何のために・いつまでに・いくら必要か」の3つを書き出し、毎月必要な金額を計算してみてください。
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