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リボ払いをやめたい人へ|残高を減らす返済方法と7つの対策

クレジットカードの明細を見て、「毎月払っているのにリボ残高がなかなか減らない」と不安になっていませんか。

リボ払いは毎月の支払額を抑えやすい一方、利用を続けると残高が増え、支払い期間が長くなりやすい特徴があります。

リボ払いをやめたいなら、まず新しい利用を止め、現在の残高と支払い条件を把握することが重要です。

リボ払いから抜け出す基本は、「設定を解除する」「残高を増やさない」「無理のない範囲で返済を早める」の3つです。

この記事では、リボ払いをやめる方法から残高が減らない原因、一括返済できない場合の対処法、返済が厳しいときの相談先まで詳しく紹介します。

リボ払いをやめたいときに確認すること

リボ払いを早く終わらせたいと思ったら、いきなり貯金をすべて返済へ回すのではなく、まず現状を確認しましょう。

自分がいくら残していて、毎月いくら払っているのか分からない状態では、返済計画を立てられません。

リボ残高を確認する

最初に確認したいのが、現在のリボ利用残高です。

カード会社のアプリや会員ページ、利用明細などを開き、現在残っている金額を確認します。

カードを複数枚使っているなら、一枚だけではなくすべて確認しましょう。

例えば、

  • Aカード:リボ残高12万円
  • Bカード:リボ残高8万円
  • Cカード:リボ利用なし

という状態なら、リボ残高の合計は20万円です。

「たぶん10万円くらい」と感覚で考えるのではなく、実際の数字を見ることが第一歩です。

毎月の支払額を確認する

次に、毎月いくら返済しているのか確認します。

注意したいのは、毎月の引き落とし額すべてが元金の返済に充てられるとは限らないことです。

リボ払いでは利用残高などに応じて手数料が発生します。

そのため、毎月支払っていても、新しい買い物を続ければ残高が思ったほど減らないことがあります。

自動リボ設定になっていないか確認する

自分では一括払いを選んでいるつもりでも、カード側で自動リボ設定になっている場合があります。

国民生活センターによると、リボ払いには自動リボ設定やリボ専用カードなどがあり、店頭で一括払いと伝えてもリボ払いになるケースがあります。

国民生活センター「1回払いのつもりがリボ払いになっていた。なぜか」

カード会社の会員ページなどで、現在の支払い設定を確認しておきましょう。

リボ設定を解除しても残高は消えない

ここは特に勘違いしやすいポイントです。

自動リボ設定を解除しても、すでにリボ払いになっている残高がその場でなくなるわけではありません。

設定解除は、今後の新しい買い物をリボ払いへ回さないための手続きです。

既存残高は、完済するまで返済する必要があります。

つまり、

  • 今後リボ払いを使わないための設定変更
  • すでにあるリボ残高の返済

は別々に考える必要があります。

リボ残高が減らない理由

「毎月ちゃんと払っているのに終わらない」と感じる場合は、返済中も残高が増える行動をしていないか確認しましょう。

返済中もカードを使っている

リボ残高10万円に対して毎月返済していても、そのカードで毎月新しく買い物を続ければ残高は増えます。

例えば、毎月返済している一方で、ネット通販や外食を新たにリボ払いへ追加している状態です。

バケツから水を出しながら、上から新しい水を入れているようなものです。

まず新たなリボ利用を止めることが重要です。

毎月の返済額が小さい

毎月の支払額を低く設定すると、目先の家計はラクに見えます。

ただし、残高に対して返済ペースが遅ければ、完済まで長い時間がかかります。

可能なら、生活費に無理が出ない範囲で毎月の支払額を増やせないか確認しましょう。

カード会社によって変更方法や条件は異なるため、利用中の会社の公式サイトや窓口で確認してください。

複数カードにリボ残高がある

一枚あたりの残高は小さくても、複数枚に分かれていると総額を把握しにくくなります。

例えば、

  • カードA:7万円
  • カードB:6万円
  • カードC:9万円

なら、合計22万円です。

カードごとの請求だけを見ていると「それほど多くない」と感じても、合計すると大きくなる場合があります。

返済額ではなく利用可能額を見ている

カード会社のアプリに表示される「あと○万円利用可能」という数字を、自分が使えるお金のように感じることがあります。

しかし、利用可能額は預金残高ではありません。

今後使えるカード枠が残っていても、すでに返済しなければならない金額があることに変わりはありません。

リボ払いを返済中は、利用可能額ではなく「残高がいくら残っているか」を見る癖をつけましょう。

リボ払いをやめる7つの対策

リボ払いを終わらせたいときは、一気に完璧な返済計画を作る必要はありません。

次の順番で一つずつ進めましょう。

1.自動リボ設定を解除する

最初に、新しい買い物が自動的にリボ払いへ回らない状態にします。

カード会社のアプリや会員ページ、電話窓口などから設定を変更できる場合があります。

ただし、カードの種類や契約内容によって手続きは異なります。

「解除したつもり」にならないよう、変更後の支払い方法も確認しましょう。

2.リボ払いで新しい買い物をしない

既存残高を減らしている間は、新たなリボ利用を増やさないことが基本です。

一括払いで無理なく払えるものだけ購入する、もしくは一時的にカード利用自体を減らす方法があります。

ネット通販で使いすぎるなら、カード情報を削除して購入までの手間を少し増やしてもよいでしょう。

カード利用自体が増えやすい場合は、クレジットカードを使いすぎる原因と7つの対策も参考にしてください。

3.リボ残高を一覧にする

複数のリボ残高があるなら、一つのメモへまとめます。

記録する項目はシンプルで構いません。

  • カード名
  • 残高
  • 毎月の支払額
  • 引落日
  • 追加返済ができるか

数字が一覧になるだけでも、「何から手を付けるか」が分かりやすくなります。

4.毎月の支払額を増やせないか確認する

家計に余裕があるなら、毎月の返済額を少し増やす方法があります。

例えば月5,000円の設定を、無理なく払えるなら月10,000円へ変更するといった形です。

ただし、返済額を上げすぎて生活費が足りなくなり、再びカードへ頼るのでは意味がありません。

家賃、食費、水道光熱費など必要な生活費を確保したうえで決めましょう。

5.余裕資金だけ追加返済へ回す

カード会社によっては、毎月の支払いとは別に残高の一部を追加で返済できる場合があります。

国民生活センターも、リボ残高は一部または全部を返済でき、方法はカード会社によって異なるため問い合わせるよう案内しています。

国民生活センター「毎月返済しているが残高が減らない」

例えば、

  • ボーナスの一部
  • 臨時収入
  • 使わなかった予算
  • 不用品を売ったお金

などを追加返済へ回す方法があります。

ただし、生活費まで使い切らないよう注意してください。

6.支出を一時的に絞る

返済を早めたい数カ月だけ、満足度の低い支出を減らす方法もあります。

例えば、

  • 使っていないサブスク
  • 何となく利用するデリバリー
  • 予定外のネット通販
  • 惰性で寄るコンビニ
  • 利用頻度の低い有料サービス

などです。

趣味や外食をすべて禁止する必要はありません。

ストレスが大きすぎる節約は続きにくいため、「なくても困らないもの」から一時的に絞りましょう。

7.返済状況を月1回確認する

リボ残高は、月に一度確認するだけでも十分です。

毎日残高を見ても急に大きく減るわけではありません。

引き落とし後に、

  • 残高はいくら減ったか
  • 新しいリボ利用が増えていないか
  • 翌月の返済額を無理なく増やせるか

を確認しましょう。

残高が少しでも減っていれば、返済は前に進んでいます。

一括返済できないときの考え方

リボ払いを早く終わらせたいからと、すべての貯金を一括返済へ入れる必要はありません。

返済後の生活が成り立たなくなれば、またカードを使う原因になります。

生活費を残して返済する

まず、一カ月の生活に必要なお金を確保します。

さらに、急な病院代や家電故障などへ対応できる手元資金も考えましょう。

貯金30万円、リボ残高30万円だからといって、必ず30万円全額を返済すべきとは限りません。

返済後に口座残高がほぼゼロになれば、次の給料日前に何か起きたとき再び借入れへ頼る可能性があります。

手元資金とのバランスを考えてください。

一部だけ追加返済する

全額は難しくても、余裕資金の一部を返済へ回す方法があります。

例えば10万円余裕があるからといって全部使わず、5万円を追加返済、残り5万円を手元に残すといった考え方です。

具体的な追加返済方法はカード会社ごとに異なります。

毎月の返済額を少しずつ上げる

まとまったお金がなくても、月々の返済額なら調整できる場合があります。

毎月数千円でも返済額を増やせるなら、残高を減らすペースを速められます。

固定費を見直して浮いた分だけ返済へ回す方法もあります。

固定費の見直しで毎月の支出を減らす方法も参考になります。

ボーナスを全額返済に使わなくてもいい

リボ残高があると、「ボーナスは全部返済に使わないと」と考えるかもしれません。

もちろん返済を進めるのは重要ですが、生活防衛資金がない状態なら一部を残す考え方もあります。

返済後に再びリボ払いへ戻らないことまで含めて計画しましょう。

支払日に遅れそうなら早めに連絡する

今月の引き落としに間に合わないと分かった時点で、放置しないことが大切です。

支払い条件や対応方法はカード会社によって異なるため、利用している会社へ早めに問い合わせましょう。

連絡せずに放置するより、状況が分かった段階で相談したほうが対応を確認しやすくなります。

リボ払いを繰り返さない家計にする

リボ残高を完済できても、以前と同じ買い方へ戻ればまた残高が増える可能性があります。

返済と同時に、カードの使い方も整えましょう。

「月々いくら」ではなく総額を見る

高額商品を見ると、「月々5,000円なら払える」と考えたくなることがあります。

しかし、月々の支払額が小さくても商品の価格が安くなるわけではありません。

買い物では必ず総額を先に確認しましょう。

10万円の商品なら、支払い方法に関係なく「10万円の買い物」です。

欲しいものは貯めてから買う

急ぎではない買い物なら、先にお金を貯める方法があります。

例えば12万円のPCが欲しいなら、毎月2万円ずつ6カ月貯めてから購入します。

買うまでに時間ができるので、本当に必要か考える期間にもなります。

カード利用額を週1回確認する

請求額が確定してから見るのではなく、利用途中で確認しましょう。

毎週日曜日など曜日を決め、カードアプリを開くだけでも構いません。

月の途中で使いすぎに気づければ、その後の支出を調整できます。

カードの管理方法については、クレジットカードで家計管理する7つのルールでも詳しく紹介しています。

利用上限は自分で決める

カード会社が設定している利用限度額と、自分が使っていい金額は別です。

限度額が50万円でも、自分の家計で無理なく払えるのが月8万円なら、8万円を自分の上限にします。

カード枠を予算として考えないことが大切です。

カードを使わない期間を作ってもいい

リボ残高を返済している間だけ、クレジットカードの利用を一時的に減らしても構いません。

固定費だけカード払いにして、日常の買い物はデビットカードや現金にする方法もあります。

カードを完全に解約しなくても、「使わない」だけで支出を整理できる場合があります。

完済後も自動リボ設定を確認する

完済したあとも、カード側の設定が自動リボになっていないか確認してください。

残高をゼロにしても、自動リボ設定が残っていれば次の買い物でまたリボ払いになる可能性があります。

「完済したから終わり」ではなく、支払い方法の設定まで確認して完了です。

返済が厳しいときは早めに相談する

家計を見直しても返済できない、複数社の支払いが重なっている、生活費まで足りない。

そんな状態なら、一人で何とかしようと無理を続けないことも大切です。

カード会社へ相談する

まず利用しているカード会社へ、現在利用しているリボ残高や返済方法について確認しましょう。

追加返済の方法、支払い設定、残高など、契約に関する具体的な情報はカード会社で確認できます。

消費生活センターへ相談する

リボ払いの仕組みや契約についてトラブルがある場合は、消費生活センターへ相談する方法があります。

国民生活センターの案内では、消費者ホットライン「188」から最寄りの消費生活相談窓口につながります。

国民生活センター「リボ払いの残高が減らない場合の対処」

借金の返済が難しいなら専門窓口もある

クレジットやローンの返済が複数重なり、自分だけでは整理できない場合は、専門的な相談窓口もあります。

公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会では、クレジットや消費者ローンの債務について無料相談を行っています。

日本クレジットカウンセリング協会「多重債務ほっとライン」

同協会では、家計や債務返済、整理方法などのカウンセリングも行っています。

「まだ相談するほどではない」と我慢して支払いがさらに厳しくなるより、早めに状況を整理するほうが選択肢を確認しやすくなります。

返済のために新しい借金を重ねない

リボ払いの返済日が近いからと、新しいカードや借入れでその場をしのぐと、支払先が増えて状況が複雑になる可能性があります。

返済が難しい状態なら、別の借入れを増やす前にカード会社や専門窓口へ相談しましょう。

家計全体が赤字になっている場合は、家計リセットで赤字を立て直す方法も参考にしてください。

よくある質問

リボ払いはすぐやめられる?

自動リボ設定などは変更できる場合がありますが、カードによって手続きが異なります。

また、設定を解除しても、すでにあるリボ残高はなくなりません。

既存残高は完済するまで返済が続きます。

リボ払いを解除すれば残高も一括払いになる?

基本的には、設定解除と既存残高の返済は別です。

すでにリボ払いになっている分を一括返済したい場合は、カード会社が案内する方法を確認してください。

リボ残高がなかなか減らないのはなぜ?

返済中も新しい利用を続けている、毎月の返済額が小さい、手数料が発生しているなどが考えられます。

まず残高、毎月の支払額、新たな利用額を確認しましょう。

貯金を使って一括返済したほうがいい?

必ずしも全額を返済へ回す必要はありません。

一括返済後に生活費がなくなり、再びカードへ頼る状態になれば逆効果です。

当面の生活費や急な出費へ備えるお金を残したうえで判断しましょう。

リボ払いは繰上返済できる?

カード会社によっては、残高の一部または全部を追加で返済できます。

方法や受付条件は会社ごとに異なるため、利用しているカード会社へ確認してください。

毎月のリボ返済額は増やしたほうがいい?

家計に余裕があるなら、返済額を増やすことで完済までの期間を短くできる可能性があります。

ただし、生活費が足りなくなるほど増やすのは避けましょう。

リボ払いを返済中でもカードを使っていい?

一括払いなどを無理なく支払える範囲で利用することはできます。

ただし、支出管理が難しくなるなら、返済中だけカード利用を減らす方法もあります。

リボ払いが勝手に設定されていることはある?

自動リボ設定やリボ専用カードなどでは、一括払いを指定してもリボ払いになる場合があります。

カード会社の会員ページや利用明細で設定を確認しましょう。

返済できなくなりそうなときはどうする?

支払日を過ぎるまで放置せず、まずカード会社へ相談してください。

複数の借入れや返済が重なっている場合は、消費生活センターや日本クレジットカウンセリング協会などの相談窓口を利用する方法もあります。

リボ払いを完済したら何をすればいい?

自動リボ設定が解除されているか確認し、その後はカード利用額を定期的に確認しましょう。

高額な買い物は「月々いくら」ではなく総額を見て判断すると、再びリボ払いへ頼りにくくなります。

まとめ:リボ払いは残高を増やさず返そう

リボ払いをやめたいなら、まず現在のリボ残高と毎月の支払額を確認しましょう。

そのうえで、自動リボ設定を解除し、新しいリボ利用を止めることが重要です。

生活費に余裕があるなら、毎月の返済額を増やしたり、一部を追加返済したりする方法があります。

ただし、一括返済を急ぐあまり手元のお金を使い切り、再びカードへ頼る状態は避けたいところです。

リボ払いを終わらせる近道は、無理な返済ではなく「新しい残高を増やさず、今ある残高を確実に減らすこと」です。

まずはカード会社のアプリや利用明細を開き、現在のリボ残高と自動リボ設定を確認してみてください。

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