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iDeCo(イデコ)とは?デメリットしかない&やらないほうがいい?

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo(イデコ)とは、簡単に説明すると私的な年金制度のこと。

年金と聞くと「老後資金なら自分で貯金するからいいや」なんて思うかもしれませんが、iDeCoには大幅な節税につながるというメリットがあります。

このページでは、下記3つの項目について分かりやすく解説します

  • iDeCoのメリット/デメリット
  • 「デメリットしかない」「やらないほうがいい」というウワサについて
  • どの金融機関で始めるのが有利か

iDeCoは金融機関によって運用できる銘柄が異なるため、SBI証券のように低コストな銘柄がラインナップされている証券会社がおすすめですよ。

iDeCoのメリット

iDeCoは下記の3つの場面でお得な制度です。

  • 掛け金を預けるとき
  • 運用中に利益が出たとき
  • 最終的にお金を受け取るとき

掛け金を預けるとき …全額所得控除

iDeCoは掛け金の全額が所得控除されるため、大きな節税効果があります。

所得金額が多いとその分税金も高くなってしまいますが、iDeCoに預けた金額はまるまる所得金額から差し引くことができるのです!

運用中に利益が出たとき …非課税で再投資

iDeCoでは主に投資信託でお金を運用してくれるのですが、一般的に投資で得た利益も課税されちゃうんですよね。

一方、iDeCoなら運用益も非課税で再投資してくれるため、お得に投資ができて複利効果も期待できます。

もし「投資は怖いから、あんまり手を出したくないなぁ」という場合は、元本が保証されている定期預金で運用することもできるため、投資の知識がない方でも安心です。

年金としてお金を受け取るとき …公的年金等控除

iDeCoは運用中だけでなく、受け取るときも超お得。

年金として受け取るときは公的年金等控除の対象となりますし、一時金で受け取る場合も退職所得控除が適用できます。

iDeCoのデメリット

60歳にならないと資産が引き出せない

iDeCoは年金制度という特性上、60歳にならないと資産が引き出せません。

「今現在それほど貯金がなくて、老後どころかそれまでの生活も不安…」という場合は、無理してiDeCoに積み立て続ける必要はないでしょう。

収入が安定しているのなら将来の見通しも立てやすいでしょうが、そうでないのなら長期間資金がロックされるのはちょっと不安になっちゃいますよね。

もし自由度が高い状態で積み立て投資がしたいのであれば、つみたてNISAを利用するのがおすすめですよ。

NISAは所得控除は受けられないので節税効果はiDeCoよりも低いですが、運用益は非課税ですし運用期間中でも自由に資金が引き出せます。

ただ、積み立て投資で自由に引き出せないのは、逆にメリットとも考えられます

積み立て投資をしていると、株価の暴落などで一時的にマイナスになってしまうこともあるのですが、多くの人(特に投資の初心者)が焦って売却しちゃうんですよね。

投資は安いときに買って高いときに売るのが基本なので、一時的に下がっているときに売ってしまうと大損です。

大暴落で一時的にマイナスになっても、数か月〜数年でプラスに転換することが多々あります。

焦って最悪のタイミングで売却してしまわないためにも、一定の時期まで引き出せない方がむしろいいのかもしれません。

掛け金が少ないと手数料が割高になる

iDeCoを始めるには金融機関で口座開設する必要があるのですが、いずれの金融機関でも毎月数百円ほどの管理手数料が発生します。

そのため、掛け金を最低額の月5,000円に設定している場合などは手数料が割高になってしまうんですよね。

もし少額からiDeCoを始めたいのであれば、手数料が安いSBI証券がおすすめですよ

SBI証券の月額手数料は171円とトップクラスの安さ!三菱UFJ銀行(標準コース)の556円と比較するとその安さが一目瞭然です。

「数百円の違いなら大したことないっしょ」なんて思ったら大間違い!iDeCoは数十年単位で運用するため月数百円の違いでゆくゆく大きな差が生まれます。

例えば、掛け金が月5,000円で手数料が556円だった場合、それだけで10%以上も目減りしてしまうことになります。

少額から始めたいのなら、なおさら手数料にはこだわっていきましょう!

「iDeCoはデメリットしかない」って本当?

まれに「iDeCoはデメリットしかない」「やらないほうがいい」なんて声も耳にしますが、デメリットを理解して利用すれば私たちの大きな味方となってくれます。

ただ、iDeCoを利用することでどの程度おトクになるかは、所得などの条件によっても大きく異なります。

現状所得がさほど多くはなく、数年後の生活も心配…という方は、無理して始める必要はないでしょう。

前述の通り、つみたてNISAであればいつでも解約できるため、iDeCoより先に少額から始めてみるというのも一つの手ではあります。

また、iDeCo以外にも簡単に始められる節税方法はたくさんあります。ふるさと納税など、その他の節税方法については下記のページをご覧ください。

iDeCoのおすすめ金融機関

これからiDeCoを始めるなら、SBI証券のセレクトプランがおすすめです。

投資信託って低コストな銘柄がどんどん登場しているのですが、他の証券会社だと新しい銘柄がラインナップされていないことが多いんですよね。

一方、SBI証券のセレクトプランは2018年11月からスタートしたため、低コストな商品がズラリと並んでいます。

先ほど解説したように月額手数料も安いため、超お得に運用することができます。

楽天証券はNISAなどではおすすめではあるものの、iDeCoのラインナップはSBI証券よりも劣ります。

また、楽天証券は楽天カードで積立投信ができるのでクレジットポイントが貯まってお得なのですが、iDeCoに関しては対象外です。

iDeCoを始めるならSBI証券、NISAを始めるなら楽天証券うまく使い分けるのがおすすめですよ。

まとめ

iDeCo(イデコ)は節税しつつ老後資金が貯められるお得な制度ですが、メリット・デメリットはそれぞれの状況によって大きく異なります。

高所得かつ定年まで安定した収入が見込める人ほど、得られるメリットが大きい制度ですね

また、iDeCoでは銘柄選びも必要なのである程度は投資信託の知識が必要です。

単に節税だけが目的なのであれば、iDeCoよりもふるさと納税の方が手軽でおすすめです。

iDeCoやふるさと納税をはじめとする節税方法については、こちらのページへどうぞ!

参考 iDeCo公式サイト|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】

参考 iDeCoの概要 |厚生労働省

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